つれづれ日記 ー2011年 2月ー

2011/02/26 「ファッションエスキス」10分
2011/02/26 「ファッションエスキス」10分

NEW!

2011/02/27 <一期一会>

 

モデルと絵描きは一期一会。

 

同じモデル、同じポーズでも

その日、その瞬間、

その空気、湿度、光、

モデルの「気」、絵描きの「気」

 

二度と同じ「とき」はない。

 

昨日のモデルはおなじみブルーナ(仮名)

もう何十回となく描いているが、いつも

インスピレーションを与えてくれる。

 

実際には真っ赤なクチュールドレス

をまとっていたが、

鋭いスリットからのぞいた、

長くしなやかな脚が仄白く輝いて見えた。

 

だから全て白でいい。と思った。

 

 

2011/02/24

<感じる!デッサン論>

   ーはじめにー

 

挫折してやめていく人を、今までに

何百人となく見てきた。

自分には「才能が無い」と。

その中には私などより、よほど才能

のある人もいた。

適時、適切な助言があれば今頃・・・。

 

「こう描け」と言うことは出来ない。

これが唯一正しいデッサンと。

しかしながら「登山口」を示して、

この登山道を進んでみては、と

アドバイスすることは出来ると考える。

 

残念ながら、私はセンセイという立場にない。

 

よって「絵は教えられるものではない」

という言葉のもとに「樹海」に迷い込む人たち

を歯がゆい思いで傍観するしかなかった。

 

しかし今、Webという手段を得て、

「山崎カズヒコのデッサン論」

を展開していこうと考えたしだいである。

 

議論を吹っかけるつもりも、

個人攻撃をするつもりもない。

見たい方だけ参考にしていただければ。

 

 

2011/02/21 「冬の小鳥」
2011/02/21 「冬の小鳥」

2011/02/21 <冬の小鳥>

「冬の小鳥」(2009年/韓国・フランス合作)

という映画を見た。

 

愛する父親によって

孤児院に捨てられた少女「ジニ」

の成長と旅立ちの物語。

女流監督ウニー・ルコントの自伝的作品。

 

舞台は1975年のソウル。

 

手編みのセーター、手渡しのラヴレター、

黒塗りのトヨタ・クラウン・・・そして、

色褪せた「フジカラー」のような映像。

 

メールもデジカメもなかった

70年代の郷愁にのせて

静かに泣けます。 

 

 

2011/02/15 10分デッサン「lip」
2011/02/15 10分デッサン「lip」

2011/02/16 <グロス萌え>

今日のモデルはアーちゃん(仮名)。

使用画材はパステル。

 

彼女のシアーな「肌感」

を表現するために立体描写は控えめに。

目元もボカシてロマンティックに。

 

で、ココまでは伏線。

「くちびる」をナニゲニ強調する為の。

 

上唇の「山」はパステルのエッジを立てて、

下唇は、少し大げさに反射光を入れて

「ぷる艶リップ」を再現。

ハイライトにホワイトパステルでアクセント

をつけて、出来上がり。(右図→)

 

グロスで「女度2割増」

です! 

2011/02/13 <続々・正しいデッサン!?>

アトリエの後輩に「登山口」を示してほしい。

と言われた。

 

なので、これから徒然なるままに「デッサン論」

を展開して行こうと思う。

(しかしながら、実体験に基づくコトであり、

あくまで「実技論」である)

 

題して「感じる!デッサン論」

乞うご期待!! 

 

2011/02/10 <続・正しいデッサン!?>

アトリエの後輩のデッサンを見ていると、

ただただヤミクモに描いてる。

と感じることが多い。

 

富士山に例えると、「登山口」も分からずに

ただただ、頂上目指して登り始めていると。

 

それで、ガイドブックに載っていない

「穴場スポット」を見つけるかもしれない。

それこそ正に「オリジナリティ」だ。

しかし。

ほとんどの人は「富士の樹海」に迷い込み

そこで死んでゆくだろう。

 

せめて「登山口」を示しても良いのでは?

そこから登ろうと、独自のルートを開拓

しようと、その人の自由である。

 

「絵は教えられるものではない」

というコトバを都合良く解釈してはいないか? 

 

2011/02/08 <正しいデッサン!?>

アトリエの後輩のデッサンを見ていると「?」

と思うコトが多い。

このヒトは「何がしたいんだろう?」と。

 

「デッサン」と一口にいっても、

その範疇はハナハダ広い。

ダヴィンチのが正しい?

それ意外は間違ってる?

否。

十人十色のデッサンがあってしかるべきだ。

 

正論です。

だから、人様のデッサンに関してトヤカク

言うでべきではない。

「絵は教えられるものじゃない」

 

でもなー。

「何がしたいんだろう?」

ってのが正直な感想。

「正しいデッサン」って・・・。

 

 

2011/02/01 <幻冬舎>

幻冬舎デザイン室長の平川彰氏に

イラストレーション「a  girlシリーズ」

を見て頂きました。

以下、コメント(原文のまま)。

 

ひとつの表現方法に絞っているのは

とても潔く思います。

色使いも見事。

絵画の基本をよく勉強しているのが

分かります。ただ、人物だけでなく、

このタッチでほかのモチーフも見てみたい。

風景など面白いかもしれない」

 

んー、風景ですか。

ほとんどノータッチでココまで来ました。

やはり人物が好きなのです。

(もっと言うと女の子が!)

風景は、何に感情移入して良いか分からない。

でも、チャレンジしてみるかなー。

 

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コメント: 3
  • #3

    山崎カズヒコ (日曜日, 20 2月 2011 23:23)

    答え)
    ほとんどの人が「樹海」で死んで行きます。
    今までに何百人となく見てきました。

  • #2

    うららか (日曜日, 20 2月 2011 22:24)

    続々、デッサンについてコメントです。

    富士山の樹海…すごく解りやすい例えですね。
    わたしもしょっちゅう樹海に入ったような気がしてます。

    ホントに訳がわからないです。

    なるべく死にたくないんですけど。笑

  • #1

    うららか (木曜日, 03 2月 2011 21:33)

    こんばんは!
    ほほー女の子が好きなんですか。たしかに女の子の絵ばかりですね。笑

    最近学校に来ていませんが、スランプでしょうか??

    じぶんは今日とてももやもやしたので、明日は絵を見て癒されてきます。

    それではまた。