つれづれ日記 ー2012 8月ー
NEW! 2012/08/31 <福見友子>
柔道女子48キロ級の福見選手。
かつて谷亮子選手に勝ったにもかかわらず、国際大会
での実績不足を理由に五輪代表から落選した。
その経緯から「4年前がピークだったのでは・・・」
という意見が多かったが、実情は少し違うようだ。
福見選手は五輪前のインタビューで、
「谷選手より自分の方が強い」という思いと同時に
「谷選手が選ばれたのは妥当だと思う」と語っている。
それはこういう事だ。
「福見vs谷」だけなら自分の方が強いかもしれないが、
「福見vs世界」と「谷vs世界」を考えると、
谷選手の方が強いだろう、と。
だからそれ以来、外国人選手に勝つべく精進を積み、
やっと選出された今回の五輪。
期するものがあったと思うが、準決勝で敗れ5位に。
テレビの解説者の発言が象徴的だった。
「体が棒の様でしたね」。
2012/08/27 <なかのZERO>
「なかのZEROで絵を描く会」に参加してきた。
先月はお休みだったので、ちょっと久しぶり。
そのせいか、なんだか漠然と描き始めてしまって。
「いつもの感じで」くらいの気持ちで。
で、最後は悪い癖で、顔のバルール(諧調)合わせ
をして「やっちゃった!」と。
それで、家に持ち帰ってから、顔の部分の絵具を
少し洗って、バルールを飛ばしてみた。
ま、紙に描いてるので、ウォッシュ(洗い)も限界
があり、紙がポロポロ剥けてくるので、ほどほど
のところで終了に。
モデルさんは良かったんですけど、
私の絵の方は・・・。
2012/08/19 <サッカー男子3>
五輪3位決定戦となった日韓戦は0対2で完敗でした。
韓国はロングボールを蹴り込んでくる、古典的で現実的
なサッカーをしてきた。
これは日本も予想していた。なのに敗れてしまった。
自分達のサッカーを貫いた。と言えばカッコイイけれど、
実際には対処できなかった、という事らしい。
日本は中盤まではボールを回せるが、自陣深く守備を
固めた韓国を前に攻めあぐねていた。
A代表であれば遠藤あたりが、ゲームを作る事も出来る
だろうが、五輪代表ではボランチ(舵取り役)が不在。
なので、やはりベンチワークが重要だったと思う。
もうちょっとミドルを打つとか、早めに長身FWの杉本を
投入するとか、出来なかったのだろうか?
五輪代表はこの試合で解散し、もう「次」はない。
だから、勝ってほしかったなー!
2012/08/14 <なでしこ>
サッカー女子の決勝、アメリカに敗れはしたものの、
いい試合でした。
五輪のなでしこは、初戦(カナダ戦)以外は
あまり内容が良くなかった。
特に準決勝の仏戦は「フランスにも勝たせてあげたい」
と思うほど圧倒されていた。
なので、アメリカ戦はボコボコにされるんじゃないか?
と不安だったのだが、お互いに「らしいサッカー」で、
素晴らしい内容だった。
やはり実力は米国の方が上。
10回やったら、6、7回は米国が勝つでしょう。
だから、順当な結果だったのかな。
(最後の岩渕選手のシュートが入っていればな・・・)
とにかく。
悲願のメダル、おめでとうございました!
2012/08/09 <サッカー男子2>
五輪サッカー男子準決勝、メキシコに敗れました。
悔やまれるのは2失点目。
どうしてGK権田は、あんな中央の密集地にパスを出したのか?
どうして扇原はシンプルに蹴り出さなかったのか?
どうも集中力が切れてたように見受けられた。タラレバの話を
しても仕方がないが、あれで流れが悪い方に傾いたように思う。
日本のサッカーは攻守に走り回る事で、数的優位を作り出す戦術。
これはフィジカルに劣る日本人が世界で戦う為には正しい方法だ。
しかし中2日のタイトな日程の場合、やはり無理が生じる。
控え選手も見据た戦略が、指導陣に必要だ。
全体的に疲れていた、特に後半は。
ま、端からああだこうだ言うのは簡単だけれど、
選手達はもの凄く頑張っていると思う。
考えてみれば、アンダー23という事は23歳以下、
つまり「平成生まれ」なのだ。
大舞台の重圧で、普段の力が出せなくても仕方がない。
とにかく後、一試合。銅メダルを賭けた、
しかも「日韓戦!」。完全燃焼してほしい!
2012/08/06 <サッカー男子1>
サッカーの五輪代表がまさか(?)の大活躍ですね!
正直、全く期待してませんでした。(ゴメンなさい!)
初戦のスペイン戦、攻守に走りまくって、大金星!
そして、先日のエジプト戦はもう、堂々としてました。
見ていて全く負ける気がしませんでした。
やはりオーバーエイジの吉田&徳永選手が効いてます。
それに、永井&大津の攻撃陣も良いですねー!
サイドバックの酒井宏樹選手も好いです。
さらに、ボランチの扇原選手。
大会前はOA枠でボランチ採った方がいいんじゃないか?
と、不安視してたんですが、杞憂に終わりました。
さて。8日はいよいよ準決勝のメキシコ戦!
相手も強いですが、もはや負ける気はしません!!
2012/08/04 <松本薫2>
松本選手は顔もさることながら、
試合の姿勢も「正々堂々」として好かったです。
外国人選手をみてると「コレが柔道?」と感じる事
が多々あり(また、審判の「?」な判定も相まって)
少しイライラさせられた。
寝技を掛ける気もないのに、時間稼ぎで中途半端に
上に乗ったり、なかなか立ち上らなかったり、
膝に手を当てていかにも疲れたーって感じだったり。
そこへもってくると、松本選手は前へ前へ。
審判が「はじめ!」って言うやいなやもう、
ツンノメリ気味に突進して!
柔道が「スポーツ化」し、国際化した時点で、
外国人に「精神」みたいなモノを求める事には
無理があるのかなー。
2012/08/01 <松本薫>
いや〜ビックリしましたー、この顔!
柔道女子57キロ級の松本薫選手。
おもむろにテレビをつけたら、この顔が目に
飛び込んできて!「何者だ!コイツは!!」と。
もう一気にトリコになって、
決勝戦まで見入ってしまいました。
もの凄い眼光。今どきヤンキーでも、もうちょっと
ソフィティスケイトされてるんじゃないでしょうか?
それまで、松本選手の事は全く見た事がなかったので
超ど級のインパクト!
なんだか敗戦直後の闇市で、抜け目なく、
しかし野望を持って生きる「仁義なき戦い的」
人物像を勝手に想像してしまいました。
金メダル、おめでとうございました!