つれづれ日記 ー2012 11月ー
NEW! 2012/11/26 <三人展 6>
三人展が24日に無事終了しました。
出来た事、出来なかった事、色々あります。
とにかく「ストック」は持っていないとキビシイ。
今回のように直前に体調を崩すと、ヘタすると壁面
を埋める事すらできない、という事態になりかねない。
その焦りが絵に影響を与える。
「まとめてしまう」というか。
もっと攻めていければ良かったのになぁ。
そして、DM配布などの宣伝がほとんど出来なかった。
やはりSNSだけでは足りない。もっと事前に準備しないと。
それから、やっぱり「個展」をやっていかないとね。
ん〜、来年できるかなぁ〜・・・
2012/11/23 <三人展 5>
三人展の為の最後の作品。
むか〜し買った紙を引っ張り出してきて描いたのだが、
水彩系の画材の場合、紙が違うと絵肌がほんっとに違ってくる!
もはや何という紙か、名称も分からないのだが、凹凸がけっこう
あり、サイジング(滲み止め)がキツく、思ったように行かない。
しかし、新たな紙で描き直す時間がないので、しかたなく続行。
でも、上手く行かない。エンボス(凹凸)に墨が引っかかってしまう。
で。紙の表面に「アイロン掛け」したら、エンボスが潰れる
んじゃないか?というアイデアが浮かんだ。しかし、
上手く行かなければ失敗になるし、そうなればもう、間に合わない!
でもイチかバチかやってみた。
すると、まあまあ紙がフラットになり、描き易くなった。
そのまま進めて、時間ギリギリで搬入できた。
今改めて見直すと、イマイチな部分が多々あるのだが、
何とか間に合った。ま、展示が終わったら、修正しよう。
それにしても。「必要は発明の母」とは、良く言ったものだ。
まさか、絵にアイロンを掛ける事になるとは・・・。
2012/11/19 <三人展 4>
三人展が始まりました!
昨日は搬入時刻ギリギリまで最後の絵を描いてい、
ヘロヘロで搬入し、仮置きした時点では「ダメだー」
と意気消沈し、凄まじいブルー状態で帰りの電車に揺られ、
家路に着いたのだが・・・
今日、奇麗にライティングされた会場を見ると、
昨日より良く感ぜられ、少しホッとした。
「ゆったり」陳列で、なんか美術館並み?
という感じで、こういう展示方法もイイな〜と思った。
(今まで自分は、結構ギッシリ展示派だったので)
でも、個々の作品には改善の余地が色々とあるので、
加筆すべきは加筆しよう。
とにかく、皆様のお越しをお待ちしております!
2012/11/17 <三人展 3>
三人展のための作品、6枚目。
ん〜、描写に関しては守りに入ってしまった。
もっと墨の描く偶然性を活かすべきだった。
時間がないので「失敗出来ない!」という
思いから、ついつい・・・。
でもまぁ、とにかく完成。
残るはB1サイズを1枚。
今、描き中のが完成するか?
自分の場合、ず〜っと「根を詰めて描く」
という訳ではなく「乾き待ち」の時間が長い。
で、その間にダレてしまうんです。
しかも今日は雨。
ま、いずれにしても今夜が勝負です。
2012/11/13 <三人展 2>
三人展のための絵の5枚目。
今までで最もダークでノイジーな仕上がりに。
(あぁ、オレ、病んでるのかなぁ・・・)
今回はブルーを基調にしたのだが、
顔に青系を注すと病人・死人みたくなっちゃいますね。
それにノイズを入れ過ぎたかな。
ま、赤みを加筆する事も出来なくはないが、
この時の心境が反映されているって事で、
このままにしとこう。
(これ以上手を加えてもさして良くなりそうにないし)
さ、あとは最低でもB2サイズを1枚描かないと!
でも、画廊が結構広いので、B2だと小さいんだよな〜。
なので、さらにB1をもう1枚描いた方が良いんだけれど。
体力次第、だなー。
2012/11/09 <三人展 1>
今月19日から三人展が始まる。18日が搬入日。
もう時間がない。なのにハプニング(?)続出で。
はじめ「四人展」と聞かされていたのに「三人展」
に変更に。
さらに風邪をひいてしまい、10日間もロスしてしまった!
そしてそもそも、スキルが未完成!
一枚一枚、手法を思案しながら進めている為、
量産出来ないし、ストックもゼロ。
当初は大きめの作品も描こうと考えていたのだが、
取り急ぎB2サイズで規定枚数(6枚)を仕上げて、
時間が余ったら、大きいのを描いてみよう。
(まだ4枚しか出来ていない・・・)
とにかく時間がないので、現実的な選択をしなければ。
ん〜、みな様もひとつ、風邪にはお気をつけて!
2012/11/05 <固有名詞 2>
人物を描いた時に「◯◯さんに似てる〜」と言われる事は、
見る者のイメージを限定してしまっている事になる。
コレをある程度なくしたいと以前から考えていた。
例えばアバウトに「若い/女性」くらいの印象は与えつつも、
「固有名詞」化は避けたい。
そこで「逆光」はイイんじゃないか?と思いつき、試してみた。
逆光なので、顔は影に覆われる。よって固有名詞化されない。
という論法。
顔はまずまず、あやふやに描けたかな?
しかし、全体感が写実的になり過ぎてしまった。
「全光」であれば、画面全体を露出オーバー気味のハイキーな
作りに持っていく事で、平面的な絵面にし易いのだが、
逆光だと影がある分「光」が強調されてコントラストが強くなり
その結果、人物描写が彫刻的になってしまった。
(大して描き込んでないんですけどね)
次回は「逆光だけれどもハイキーな絵」を試してみよう。