つれづれ日記 ー2013 4月ー
NEW! 2013/04/22 <N or M 2>
「NかMか」を描く展。
先日、第1回目の講評会があり、「登場人物」のスケッチを
提出した。(右絵)
この展示はワークショップ形式で、ラフスケッチ等を
デザイナーさんにチェックして貰いながら進めていく。
物語の設定が1940年(第二次大戦中)の英国で、その時代
考証、特に女性のファッションが直にはイメージ出来なかった
ので、自分のイメージ固めの為、まずは資料探しから始めた。
で、マグナム等の写真を参考に、写実的に描いてみた。
その方がディテールも含めハッキリとイメージが掴めるので。
で、本番ではもうちょっと「崩そう」と考えていたのだが、
「山崎さんは、この重厚なタッチがいいですね」と言われ、
山崎=写実みたいな空気になってしまった。
展示まではまだ時間があるので、変更するかどうするか?
ま、成り行きで、このままでもイイんですけどね。
2013/04/19 <N or M 1>
「老若男女世界文学選集Vol.6『NかMか』を描く」展
に参加します。
青山gallery DAZZLEで7月に開催されます。
アガサクリスティーの「NかMか」という小説を読んで、
その「表紙の装画と登場人物の挿絵」を、12人の
イラストレーターがそれぞれに描き、マルプデザインの
デザイナーの方がタイトルなどを入れてデザイン/印刷し、
最終的には文庫本の形態で展示する。
本の内容は、
トミー&タペンスのおしどり夫婦が、英国軍内部に潜り
込んだナチスのスパイ「N or M」を見つけ出すべく、
その潜伏先と目される避暑地の旅荘にやってくる。
滞在客は、およそ諜報活動とは無縁の人達に見えるが、
猜疑の眼で見れば誰もがひと癖もふた癖もあり・・・
はたしてNorMはどいつなのか?!
2013/04/14 <コンペ>
「Feel Love」という読切り小説誌のコンペに入選した。
ただし年3回開催されるコンペで、「毎回2名」選ばれる
「ピックアップ・アーティスト」に選出されなければ、
「年度大賞」にはなれない仕組み。
なので「入選」というのは何とも微妙なポジションで。
ほとんど残念賞、もうちょっと頑張りま賞!
という感じでしょうか。
ま、自分でも思いっきりヤッタ!
というわけでもないので、また次回、
チャレンジしたいと思います。
2013/04/04 <写真資料>
久々の情景画。今回はB2(728×515㎜)で描いてみた。
大きめサイズで、もっと勢いのある感じにしよう!
と思っていたのだが、結局最後はまとめてしまい、
いつも通りになってしまった。
これはやはり、写真を基にして描いてるせいかな?
どうしても写真に引っ張られると言うか。
生身のモデルを描く時は以外に勢い良く描けるんだけど。
しかし、毎回モデルを雇うというのは現実的でないので、
写真からでも、もっと勢いや臨場感のある絵にしなければ。
その為にはもっとデッサンをし、その感覚を自宅での制作
に落とし込んでいくべきなのか?
あるいは、デッサンを捨ててモチーフの写真のカタチを
追う事から解放されないといけないのか?
悩ましいところです。