つれづれ日記 ー2013 3月ー
NEW! 2013/03/21 <レ・ミゼラブル2>
映画「レ・ミゼラブル」を観て
「ハリウッドの役者ってスゴイな〜」と改めて思った。
しかし主演のヒュージャックマンをはじめ、アンハサウェイ、
ラッセルクロウ、アマンダセイフライドといったトップクラスの
俳優でも皆「オーディション」選考がある。というのに驚いた。
脚本や楽曲を全てマスターし、4時間も監督達にテストされたという。
そしてやはり「落選」の可能性もあるわけだからキビシイですよね。
しかもアンハサウェイは劇中でロングヘアーを坊主頭にされ、
ヒュージャックマンは監督から「雄牛のごとくたくましい男であり
ながら心配になるくらい痩せて見える感じ」を出すように言われて
7kg減量したそうだ。
動員目当てでアイドルくずれが主演になっちゃう国とは
ずいぶん違いますなー。
2013/03/18 <なかのZERO>
久しぶりに「なかのZEROで絵を描く会」に行ってきた。
実に5ヶ月ぶり。
今回のモデルは、
折れそうなくらいか細くて「消え入りそうな」印象だったので、
その感じを出そうとして描いた。
あ、実際には明るい娘でした。あくまで私の印象(妄想?)です。
後頭部から背景への「溶け込み感」は上手くいったと思う。
けれど、構図は失敗。
ちょうど真ん中にメイン(人物)がきちゃったな。
それと、右半分もいまいちキマラなかった。
もう少し具象物を描いた方が良かったのかな?
それとも人物をもっと抽象化した方が良かったのか・・・。
2013/03/15 <レ・ミゼラブル1>
映画「レ・ミゼラブル」を観た。
従来のミュージカルでは、事前録音の音源に合わせての「口パク」
演技が常のようだが、この作品は逆で、俳優が歌った音源・映像に、
アフレコでオーケストラが合わせる。という手法をとっている。
なので俳優がタメを作ったり早口になったり、演ずるがごとく歌っている。
右絵はアン・ハサウェイが「夢やぶれて」を歌うシーンだが、
聴き取れないほどの声で歌い出し、サビでは絶唱!する。
これは舞台では出来ない、映画ならではの手法だと思う。
しかしこの場面、ほとんどワンカットです!もっと映画的な手法も出来た
はずだが、あえてカメラはフィックス。つまり(前半のクライマックス
であるこのシーンを)アンの演技・歌唱のみで乗り切ろうとするわけで、
彼女はインタビューで、
「ギロチンの刃の下にいるような極限の恐怖を感じた」と語っている。
その緊迫感が画面からヒシヒシと伝わってきて、感動というよりむしろ
「痛い」くらいでした。
2013/03/12 <点景>
風景(画)の中の人物・・・点景というか・・・を
あまり描いた事がなかったので、チャレンジしてみた。
難しいですね。
B3サイズの中の点景となると全身で「3㎝」くらい。
でも、適当に描くとやはり変な感じで、
カッチリ描くと浮いて見える。
空間的に馴染ませるのには技術が要りますね。
今作はあまり上手く行ったとは言いがたいので、
今後も何枚か描いていかないと。
まだまだヘタクソです、はい。
2013/03/03 <渥美マリ>
GyaO!の無料配信で「しびれくらげ」という邦画を観た。
「和製ブリジット・バルドー」こと渥美マリ主演。
モデルのみどり(渥美)はダメな父親のせいで、婚約者のエリート会社員
にもふられ、借金を背負ったあげく、ヤクザにも目をつけられてしまうが、
転んでもタダでは起きないよ!とばかりに元カレにしたたかな復讐を・・・
'70年の作品。この時代は「復讐劇」が多かった!ブルース・リーでも
初期のジャッキー・チェンでも基本は復讐劇だもの。
そしてこの頃は日本もまだ貧しかったんだろうな、という感じで暗いです。
最近「昔(高度成長期)は良かった、現代の若者は可哀相」という意見が
主流になっているが、果たしてそうかな?
映画を観ていて感ずるのは、とにかくパワハラ/セクハラが当然といった様子。
現代なら「男尊女卑」な描写が普通に出てきて。少なくとも女性にとっては
「むかし」より現代の方が生きやすいと思ってしまいました。
で、渥美マリですが。
たしかに髪型はブリジットバルドー風ですが・・・今でいうなら、
ヤン女系セクシー女優といったところでしょうか。
でも、この頃のファッションはやはり好いですねー!