つれづれ日記 ー2013 12月ー

チャン・ツィイー(グランドマスター)
チャン・ツィイー(グランドマスター)

NEW! 2013/12/28 <映画ベスト10!>

 

今年(主に名画座で)観た約60本の映画の中からベスト10を発表します!

 

⑩ムーンライズ・キングダム(ウェス・アンダーソン監督 米)

⑨ミラノ、愛に生きる(ルカ・グァダニーノ監督 イタリア)

⑧パシフィック・リム(ギレルモ・デル・トロ監督 米)

 

⑦グランドマスター(ウォン・カーウァイ監督 中国)

⑥風立ちぬ(宮崎駿監督 日本)

⑤まどか☆マギカ<新編>叛逆の物語(新房昭之総監督 日本)

 

④アルゴ(ベン・アフレック監督 米)

③恋のロンドン狂想曲(ウディ・アレン監督 米スペイン)

②レ・ミゼラブル(トム・フーパー監督 英)

 

①桐島、部活やめるってよ(吉田大八監督 日本)

 

選ぶのが難しかった!ダントツの一番がなかったので、以外にも邦画が1位に。

今年はロードショウ系も多少観たので、それと名画座(単館系)との比較も困難で。

でも「桐島〜」は良い作品でした。

 

「パシフィックリム」は内容的にはどうという事もないんだけど、巨大ロボットが

ズシ〜ン、ボカーンっていう男の子の夢を具現化していて、それだけで泣。

 

「グランドマスター」もカンフー物で、同じく映画的にはまとめきれなかった感が

あってイマイチですが、ケレン味たっぷりの演出に、子供の頃ジャッキーチェンに

ワクワクした感覚が蘇ってくる。

けれどよく見ると、チャンツィイーの身も心も枯れた後の描写が好いのです。

本当に美しい!なので主演女優賞です。

 

という事で、映画LOVEで来年もイキます!

 

つれづれ日記 ー2013 11月ー

B3 ガッシュ/紙
B3 ガッシュ/紙

NEW! 2013/11/27 <稜線>

 

情景画を描いたのですが、また固くなってしまった。

リアル系にもっていきたいわけじゃないんだけれど。

 

「空間と光」を描きたいので、そうするとどうしても

モノは立体的に描かざるをえない、現状は。

(他にもっとイイやり方があるのかもしれないけど)

 

原画はそんなに描き込んでるわけではない。

稜線で「光部と影部」に大雑把に区切ってるだけなんだ

けど。

光を表現しようとすると、つまりは影を描くことになって、

そうすると彫刻的になってしまうのだなぁ。

 

何かもうちょっと、モダンでなおかつ「空間と光」を表現

出来る描き方はないかなぁ・・・。

B3 ガッシュ/紙
B3 ガッシュ/紙

2013/11/21 <ファンタジー?

 

今回もちょっと、ファンタジーっぽく描いてみました。

ま、それほど空想空想してるわけではないですが。

よく見ると、よく分からない情景というか。

 

ここのところ中盤で、鉛筆でカタチを取るようにしてるのだが、

そうするとやはり「固く」なってしまう。

輪郭線的にカタチを追わず、筆だけで「成り行きまかせ」で描き

進めたいのだが、B3サイズだとどうしてもそれが出来ない。

 

また、「小さく描けない」という話になってしまうのだが。

どうにかしてB3で、もう少し自由度のある描き方、及び仕上り

にもって行きたいのだが、上手く行かない。

 

ちょっともっさりした、古くさい絵面になってしまうのだなぁ・・・。

B3 ガッシュ/紙
B3 ガッシュ/紙

2013/11/13 <固有色

 

今回は少しファンタジーっぽい感じで描いてみたが・・・。

固有色をある程度無視して、幻想的な雰囲気にしたかった

のだが、イマイチだったかな?

 

写真でいうところの「マゼンダ系を強く」する感じの色使

いにしてみたが、ちょっと毒々しくなっちゃった!

 

透明水彩だと、こういう色使いはけっこうハマるんだけどな。

ガッシュだとクドい感じになってしまうなぁ。

 

ま、これも経験なんで、ハイ。

しかし、時間がかかったわりには・・・。

 

追記(11/16)

少し加筆しました。手前側の雪をちょっと強調して、

コントラストつけてみました。

B3 ガッシュ/紙
B3 ガッシュ/紙

2013/11/07 <モチベーション

 

半年くらい放っておいた絵の「続き」を描いた。

まぁでも難しいですね、モチベーション的に。

 

なので筆が進まず、やたら時間がかかってしまった。

これは描き込む為とか、こだわってとかじゃなくて、

単にテンションが上がらなかったという。

 

たしかに描く要素も多いので、普通に描いても

そこそこ時間はかかったと思いますが。

 

夏休みの終わりの「ちょっと切ない感じ」

が出ていればよいのですが。

(ちょっと昭和的な)

つれづれ日記 ー2013 10月ー

B3 ガッシュ/紙
B3 ガッシュ/紙

NEW! 2013/10/29 <絵肌2

 

「情景画」第二弾です。

今回はそれほど「絵肌」にこだわらないようにして、

2日くらいで仕上げました。

 

おそらく第三者にとっては、かけた日数というのは関係ない

のでしょうね?

正直、自分でもそんなには違いはなかったです。

 

ま、少し手慣れてきたせいもあるのでしょうが、

ひと手間省いてフィニッシュにもって行きました。

今まではけっこう「絵肌」に対するこだわりがあったのだが、

今後しばらくは「コンセプト重視」で描いてみようかな。

 

ま、色々かわるよね?

それはブレてるなんて卑下しないです。とにかくやってみて、

イマイチだったらその時、また考えればいい。

完璧なんてないのだから。

B3 ガッシュ/紙
B3 ガッシュ/紙

2013/10/24 <絵肌1

 

久々に情景画を描いた。が、今回は少し描き方が変わった。

今までは「ボカシ技法」で描いていたのだが、それだと小さく描けない。

今回の「馬の鞍」のような細かい描写をするのは困難。

 

なので、鉛筆で少しカタチをとってから、塗り込んでいくことに。

しかし、その描き方だと「ボケ感」が出ない!

それをどうやって表現するか?という部分でけっこうな難産だった。

 

ところで、そんな「絵肌」へのこだわりって、

どのくらい「他者にとって」必要なのかな?

根本的なアイデアは「女の子が草原で木馬に乗ってる」というもので、

鉛筆だけで描いてもソレは変わらない。

 

時間を掛けてイメージ通りの「絵肌」にする意味って?

「コンセプトが命」なのか?「神は細部に宿る」のか?

悩ましい問題です・・・。