つれづれ日記 ー2011年 2月ー
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2011/02/27 <一期一会>
モデルと絵描きは一期一会。
同じモデル、同じポーズでも
その日、その瞬間、
その空気、湿度、光、
モデルの「気」、絵描きの「気」
二度と同じ「とき」はない。
昨日のモデルはおなじみブルーナ(仮名)
もう何十回となく描いているが、いつも
インスピレーションを与えてくれる。
実際には真っ赤なクチュールドレス
をまとっていたが、
鋭いスリットからのぞいた、
長くしなやかな脚が仄白く輝いて見えた。
だから全て白でいい。と思った。
2011/02/24
<感じる!デッサン論>
ーはじめにー
挫折してやめていく人を、今までに
何百人となく見てきた。
自分には「才能が無い」と。
その中には私などより、よほど才能
のある人もいた。
適時、適切な助言があれば今頃・・・。
「こう描け」と言うことは出来ない。
これが唯一正しいデッサンと。
しかしながら「登山口」を示して、
この登山道を進んでみては、と
アドバイスすることは出来ると考える。
残念ながら、私はセンセイという立場にない。
よって「絵は教えられるものではない」
という言葉のもとに「樹海」に迷い込む人たち
を歯がゆい思いで傍観するしかなかった。
しかし今、Webという手段を得て、
「山崎カズヒコのデッサン論」
を展開していこうと考えたしだいである。
議論を吹っかけるつもりも、
個人攻撃をするつもりもない。
見たい方だけ参考にしていただければ。
2011/02/21 <冬の小鳥>
「冬の小鳥」(2009年/韓国・フランス合作)
という映画を見た。
愛する父親によって
孤児院に捨てられた少女「ジニ」
の成長と旅立ちの物語。
女流監督ウニー・ルコントの自伝的作品。
舞台は1975年のソウル。
手編みのセーター、手渡しのラヴレター、
黒塗りのトヨタ・クラウン・・・そして、
色褪せた「フジカラー」のような映像。
メールもデジカメもなかった
70年代の郷愁にのせて
静かに泣けます。
2011/02/16 <グロス萌え>
今日のモデルはアーちゃん(仮名)。
使用画材はパステル。
彼女のシアーな「肌感」
を表現するために立体描写は控えめに。
目元もボカシてロマンティックに。
で、ココまでは伏線。
「くちびる」をナニゲニ強調する為の。
上唇の「山」はパステルのエッジを立てて、
下唇は、少し大げさに反射光を入れて
「ぷる艶リップ」を再現。
ハイライトにホワイトパステルでアクセント
をつけて、出来上がり。(右図→)
グロスで「女度2割増」
です!
2011/02/13 <続々・正しいデッサン!?>
アトリエの後輩に「登山口」を示してほしい。
と言われた。
なので、これから徒然なるままに「デッサン論」
を展開して行こうと思う。
(しかしながら、実体験に基づくコトであり、
あくまで「実技論」である)
題して「感じる!デッサン論」
乞うご期待!!
2011/02/10 <続・正しいデッサン!?>
アトリエの後輩のデッサンを見ていると、
ただただヤミクモに描いてる。
と感じることが多い。
富士山に例えると、「登山口」も分からずに
ただただ、頂上目指して登り始めていると。
それで、ガイドブックに載っていない
「穴場スポット」を見つけるかもしれない。
それこそ正に「オリジナリティ」だ。
しかし。
ほとんどの人は「富士の樹海」に迷い込み
そこで死んでゆくだろう。
せめて「登山口」を示しても良いのでは?
そこから登ろうと、独自のルートを開拓
しようと、その人の自由である。
「絵は教えられるものではない」
というコトバを都合良く解釈してはいないか?
2011/02/08 <正しいデッサン!?>
アトリエの後輩のデッサンを見ていると「?」
と思うコトが多い。
このヒトは「何がしたいんだろう?」と。
「デッサン」と一口にいっても、
その範疇はハナハダ広い。
ダヴィンチのが正しい?
それ意外は間違ってる?
否。
十人十色のデッサンがあってしかるべきだ。
正論です。
だから、人様のデッサンに関してトヤカク
言うでべきではない。
「絵は教えられるものじゃない」
でもなー。
「何がしたいんだろう?」
ってのが正直な感想。
「正しいデッサン」って・・・。
2011/02/01 <幻冬舎>
幻冬舎デザイン室長の平川彰氏に
を見て頂きました。
以下、コメント(原文のまま)。
「ひとつの表現方法に絞っているのは
とても潔く思います。
色使いも見事。
絵画の基本をよく勉強しているのが
分かります。ただ、人物だけでなく、
このタッチでほかのモチーフも見てみたい。
風景など面白いかもしれない」
んー、風景ですか。
ほとんどノータッチでココまで来ました。
やはり人物が好きなのです。
(もっと言うと女の子が!)
風景は、何に感情移入して良いか分からない。
でも、チャレンジしてみるかなー。
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山崎カズヒコ (日曜日, 20 2月 2011 23:23)
答え)
ほとんどの人が「樹海」で死んで行きます。
今までに何百人となく見てきました。
うららか (日曜日, 20 2月 2011 22:24)
続々、デッサンについてコメントです。
富士山の樹海…すごく解りやすい例えですね。
わたしもしょっちゅう樹海に入ったような気がしてます。
ホントに訳がわからないです。
なるべく死にたくないんですけど。笑
うららか (木曜日, 03 2月 2011 21:33)
こんばんは!
ほほー女の子が好きなんですか。たしかに女の子の絵ばかりですね。笑
最近学校に来ていませんが、スランプでしょうか??
じぶんは今日とてももやもやしたので、明日は絵を見て癒されてきます。
それではまた。