応募総数…783名

20点という出品規定が、ネックだとよく聞く。 20点は日頃を表している。「量は質」につながっていると、事あるごとに言っているし、思っている。それを発見し重ねてもらうためのふさわしい審査員にもこだわりつづけた。このコンペが始まって21年、このコンペを目標にしている人は多い。主催側としては、苦労のしがいのある嬉しさです。

唐仁原教久

 

 

大切なことは何を描くかということと新しいこと。 これまで様々な試みをしてきた彼女だが、 ここまでシンプルになるのは驚きだ。 ほとんど意味のない白い点だけになるものほど面白い。

 

 

一見雑な感じはするが、迷わず自信に満ちているので、 大らかで開放的な気分にさせてくれる。 しかしながら、本当は意外に計算されていて、 正確な絵かもしれないのだ。

 

 

不思議なパースペクティブ、 不思議なアングル、不思議な量感。 制御されたモノトーン紺1色の世界。 満天の静ひつな宇宙が広がっている。

 

 

びくともしない自信に裏打ちされた技術。 主題の選択とそのディテールが昇華された 美しい作品群です。驚きました。

 

 

節度ある大胆さが魅力。 シンプルな形と抑制の効いた色調がステキですね。

 

 

大胆なのか繊細なのか。 描線にも色にもバランス感覚にも大久保さん ならではの「引き算」の個性が滲み出ていると思う。 建物のシリーズも好きだが、 今回の人物にもグッときました。

 

 

 

 

 

 

 

小野田昌輝、大竹守、柳智之、立川恵一、三谷孝幸、 立花満、小澤真弓、飛田冬子、西川真以子、唐仁原多里

 

 

篠原かおり、 嶽まいこ、 鈴木里江、 河野達典、 北村人、 イソベエミコ、 ワタナベモトム、 新倉サチヨ、 山崎カズヒコ、 金子正美、 サイトウトモミ、  アンドーヒロミ、 土生はづき、 友広剛、 ケッソクヒデキ、 山本加奈子、  小林愛美、 紙野夏紀、 高野桂太、 祖田雅弘、 山路奈央子、 ダイモンナオ。、 赤池佳江子、 杉山陽平、 村田恵理、 近江カズヒロ、 篠本映、 若林夏、 西村裕之、 近藤圭恵、 辻恵